
株式会社大口油脂の更新担当の中西です
~未来のエネルギーをつくる🌱~
近年、「脱炭素」「SDGs」という言葉を耳にする機会が増えました。
その中で注目されているのが、廃食用油を再生燃料として活用する技術です。
実は、私たちが回収した油は、再び「エネルギー」として社会に還っていきます⚡️
BDFとは、使用済み食用油を化学的に処理して作る再生燃料です。
軽油の代わりに車両や発電機に使えるクリーンエネルギーで、
燃焼時に排出されるCO₂は植物由来のため、カーボンニュートラル(実質ゼロ)に近づきます。
今や、地方自治体の清掃車・給食配送車などで実際にBDFが使われています🚚
以前は廃油のリサイクル率が低く、再生コストも高いのが課題でした。
しかし近年、精製技術の向上で「不純物除去」「酸化抑制」が飛躍的に進化。
より安定した燃料としての品質が確立されています。
また、化学メーカーでは廃油からバイオプラスチック原料を抽出する研究も進行中。
“食べる油が、やがて再生素材へ”という循環の輪が生まれています🌍
飲食チェーンやホテル業界では、廃油回収を環境報告書やCSR活動の一環として掲げています。
「うちの店の油が、次の燃料になっている」と社員が誇れる取り組み。
小さな店舗の積み重ねが、地球規模のエネルギー転換に貢献しているのです🌱
廃油は、単なる「廃棄物」ではなく、次世代のエネルギー資源です。
回収の仕組みを支える私たちは、環境と未来を同時に守る仕事をしています。
地球に優しい一滴が、社会の明日を照らしています☀️
株式会社大口油脂の更新担当の中西です
~知られざるエコの主役🛢️~
レストランや食堂、給食センターなどで使われる揚げ油。
使用後の油――つまり「廃食用油」は、ただのゴミではありません。
実はそれが、再び資源として生まれ変わることをご存じでしょうか?🌏
私たち業務用廃油回収業者は、この“使い終わった油”を再利用可能な形で社会に還元しています。
ここでは、その仕組みと意義を詳しくご紹介します。
業務用の廃油は主に以下の場所から発生します。
飲食店(揚げ物・炒め物を扱う店舗)
ホテルや旅館の厨房
学校や病院などの給食施設
食品工場や製造ライン
1店舗あたり、週に数十リットルから数百リットルの廃油が出ることもあります。
これを適切に回収・再生しないと、排水管の詰まりや水質汚染の原因になってしまいます💧
1️⃣ 回収予約・定期スケジュールの設定
飲食店と契約し、定期的な回収日を決定します。
2️⃣ 専用容器での回収
使用済み油を密閉ドラムやポリタンクに入れ、回収車で引き取りに伺います。
3️⃣ 処理工場へ運搬
専用車両で安全に輸送。油の状態を確認し、異物をろ過します。
4️⃣ 精製・リサイクル工程へ
ここで、燃料化・飼料化・石けん原料化などに分けて再資源化を行います。
この一連の流れが、持続可能な社会を支える「資源循環の輪」なのです♻️
1️⃣ バイオディーゼル燃料(BDF)
トラックや発電機の燃料として再利用され、CO₂排出を大幅に削減!
2️⃣ 飼料・肥料原料
油脂分を調整し、家畜飼料や肥料に活用されます。
3️⃣ 石けん・洗剤の原料
家庭用の石けんとして再誕。実は身近な形で再利用されています🧼
廃油回収は、環境保全だけでなく地域経済・雇用の循環にも貢献しています。
“見えないところで支えるエコの仕事”――それが私たちの誇りです✨