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月別アーカイブ: 2025年11月

大口油脂NEWS~未来のエネルギーをつくる🌱~

株式会社大口油脂の更新担当の中西です

 

 

~未来のエネルギーをつくる🌱~

 

近年、「脱炭素」「SDGs」という言葉を耳にする機会が増えました。
その中で注目されているのが、廃食用油を再生燃料として活用する技術です。

実は、私たちが回収した油は、再び「エネルギー」として社会に還っていきます⚡️


🌞 廃油から生まれるバイオディーゼル燃料(BDF)

BDFとは、使用済み食用油を化学的に処理して作る再生燃料です。
軽油の代わりに車両や発電機に使えるクリーンエネルギーで、
燃焼時に排出されるCO₂は植物由来のため、カーボンニュートラル(実質ゼロ)に近づきます。

今や、地方自治体の清掃車・給食配送車などで実際にBDFが使われています🚚


🔬 技術の進化が生む新たな可能性

以前は廃油のリサイクル率が低く、再生コストも高いのが課題でした。
しかし近年、精製技術の向上で「不純物除去」「酸化抑制」が飛躍的に進化。
より安定した燃料としての品質が確立されています。

また、化学メーカーでは廃油からバイオプラスチック原料を抽出する研究も進行中。
“食べる油が、やがて再生素材へ”という循環の輪が生まれています🌍


💡 企業のSDGs貢献として

飲食チェーンやホテル業界では、廃油回収を環境報告書やCSR活動の一環として掲げています。
「うちの店の油が、次の燃料になっている」と社員が誇れる取り組み。
小さな店舗の積み重ねが、地球規模のエネルギー転換に貢献しているのです🌱


🌟 まとめ

廃油は、単なる「廃棄物」ではなく、次世代のエネルギー資源です。
回収の仕組みを支える私たちは、環境と未来を同時に守る仕事をしています。
地球に優しい一滴が、社会の明日を照らしています☀️

大口油脂NEWS~知られざるエコの主役🛢️~

株式会社大口油脂の更新担当の中西です

 

 

~知られざるエコの主役🛢️~

 

レストランや食堂、給食センターなどで使われる揚げ油。
使用後の油――つまり「廃食用油」は、ただのゴミではありません。
実はそれが、再び資源として生まれ変わることをご存じでしょうか?🌏

私たち業務用廃油回収業者は、この“使い終わった油”を再利用可能な形で社会に還元しています。
ここでは、その仕組みと意義を詳しくご紹介します。


🍳 廃油はどこから出る?

業務用の廃油は主に以下の場所から発生します。

  • 飲食店(揚げ物・炒め物を扱う店舗)

  • ホテルや旅館の厨房

  • 学校や病院などの給食施設

  • 食品工場や製造ライン

1店舗あたり、週に数十リットルから数百リットルの廃油が出ることもあります。
これを適切に回収・再生しないと、排水管の詰まりや水質汚染の原因になってしまいます💧


🛻 廃油回収の流れ

1️⃣ 回収予約・定期スケジュールの設定
 飲食店と契約し、定期的な回収日を決定します。

2️⃣ 専用容器での回収
 使用済み油を密閉ドラムやポリタンクに入れ、回収車で引き取りに伺います。

3️⃣ 処理工場へ運搬
 専用車両で安全に輸送。油の状態を確認し、異物をろ過します。

4️⃣ 精製・リサイクル工程へ
 ここで、燃料化・飼料化・石けん原料化などに分けて再資源化を行います。

この一連の流れが、持続可能な社会を支える「資源循環の輪」なのです♻️


🌿 廃油が生まれ変わる3つの道

1️⃣ バイオディーゼル燃料(BDF)
 トラックや発電機の燃料として再利用され、CO₂排出を大幅に削減!

2️⃣ 飼料・肥料原料
 油脂分を調整し、家畜飼料や肥料に活用されます。

3️⃣ 石けん・洗剤の原料
 家庭用の石けんとして再誕。実は身近な形で再利用されています🧼


🌎 社会的意義

廃油回収は、環境保全だけでなく地域経済・雇用の循環にも貢献しています。
“見えないところで支えるエコの仕事”――それが私たちの誇りです✨