桜の季節が到来しました。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨今、脱炭素化やSDGsが注目されている中、廃食油の新たな可能性として
持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)=略してSAFと呼ばれる航空燃料への活用が期待されています。
国内航空機の使用燃料の10%をSAFに置きかえるという目標ですが、
SAFの原料の一部に廃食油が活用できます。
SAFは現在シンガポールなどの海外企業の工場で生産され、
国内の一部の廃食用油もわざわざ海外に輸出されSAF原料の一部に活用されています。
日本の廃食油は日本国内でSAFにする方が効率的で、環境にやさしいですね。
そこで、現在は国内SAFプラントが大阪にも建設中です。
弊社は日本油脂資源循環事業協同組合の会員となっており
こちらと協力し弊社で回収した廃食油を分別したうえで
国内産SAF原料としても活用していく予定です。
弊社では廃食油を石鹸原料、塗料原料、飼料用、工業用、燃料用と
廃食油の質に合わせベストなリサイクル先に1本1本手作業で分別しています。
国内産SAF向けにも納品できましたら、こちらでもお知らせしてまいります。