オフィシャルブログ

大口油脂NEWS~「もったいない」から生まれた循環~

株式会社大口油脂の更新担当の中西です

 

~「もったいない」から生まれた循環~

 

 

食用廃油回収業の歴史を語るとき、最初に出てくるのは「もったいない」という感覚です😊。天ぷら油や揚げ物油など、家庭や飲食店で使い終わった油は、いまでは“廃棄物”として扱われますが、昔はそうではありませんでした。油は高価で貴重な資源。できるだけ使い切る、再利用する、別の用途に回す――そんな暮らしの知恵の延長線上に、食用廃油回収の原点があります。

1. 昔の油は「捨てない資源」だった🕯️

現代では油を捨てる行為は「環境負荷」や「配管詰まり」の原因として避けるべきことですが、昔の暮らしでは油は簡単に捨てられるものではありませんでした。植物油も動物性油脂も、日常の中で貴重なエネルギー源であり、燃料や灯りの原料としても価値がありました🪔✨
たとえば、油を使った後の残りは、灯りに転用したり、別用途に加工したり、地域で回収して再活用したりする文化が各地にありました。

ここで大切なのは、当時の再利用が「環境保護」よりも「生活の合理性」から生まれていた点です💡。資源が限られる中で、捨てずに活かすことが当たり前だった。食用廃油回収業は、そうした暮らしの土台の上に“仕事”として立ち上がっていきます。

2. 飲食の広がりとともに「回収の必要性」が増す🍤🏮

時代が進み、飲食文化が発展すると揚げ物の需要が高まり、食用油の使用量も増えます。特に飲食店が増え、屋台や食堂、仕出し、給食など「大量に油を使う現場」が社会に広がるほど、使用済み油も大量に発生するようになりました📈。

すると、個々の店舗が自力で処分するのは難しくなり、

  • どこに保管する?

  • どう運ぶ?

  • どう処理する?
    という課題が出てきます。
    この「油の発生量の増加」が、回収を専門にする事業者の必要性を高めていったのです🚚🛢️

 

3. “廃棄物処理”としての制度化が業界を形づくる📜✅

食用廃油回収が“商い”として確立していく大きなきっかけは、廃棄物に関する考え方が社会の中で制度化されていったことです。衛生管理、悪臭対策、不法投棄の防止、河川や海の汚染防止など、油を適切に扱う必要性が高まり、ルールが整備されていきます🌊🚫。

ここで食用廃油回収業は単なる「回収屋」ではなく、
衛生と環境を守る担い手として立ち位置を強めていきました🌿✨
特に飲食店側にとっては、店舗運営の裏側で発生する“見えないリスク”を減らすパートナーでもあります。

4. 技術と物流の進化で「安定回収」が可能に🔧🧯

昔は一斗缶などの容器で回収し、手作業で運び、状況によっては油が漏れたり臭いが出たりと、現場負担も大きかったはずです😅。しかし、時代が進むほど容器や回収車両、ポンプ機材、保管タンクなどが進化し、

  • 漏れにくい

  • 積み下ろしが楽

  • 衛生的に管理できる
    といった「仕事としての安定性」が高まっていきました👍🚛

この“現場対応力の蓄積”こそ、食用廃油回収業が社会に根付いた理由の一つです。回収は単純作業のように見えて、実際は臭気・衛生・安全・温度・水分混入・容器管理・搬送リスクなど、考えることが多い専門領域なんです🧠🛢️

5. 食用廃油回収業は「循環型社会の先輩」♻️🌏

近年、SDGsやカーボンニュートラルが語られますが、食用廃油回収業はずっと以前から「循環」を仕事にしてきました。回収された油は、適切な処理を経て、飼料原料、工業用途、燃料用途などへ生まれ変わる道が作られ、社会の資源循環に組み込まれていきます🔄✨

つまりこの業界は、流行としての“エコ”が生まれる前から、現場で地道に資源を守ってきた存在なんです😊。